食品加工機械製造・食品工場エンジニアリング 株式会社なんつね

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     なんつねメールマガジン                           VOL.40
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                       株式会社なんつね 平成24年2月29日配信

平素は格別のご高配を賜り厚くお礼申し上げます。
こんにちは。メルマガ編集担当の中田です。
とても厳しい冷え込みが続いておりますが如何お過ごしでしょうか?
寒いとはいっても大阪の平野部では殆んど雪が降りませんので、
昨今の大雪のニュースを見るにつけ、自然の怖さを感じます。
怪我をなさらぬよう、風邪を引かぬよう、お気をつけ下さい。
では今月のメルマガです。最後までどうぞお付き合いください。

━━━━━━━━━☆今月のコンテンツ☆━━━━━━━━━━
導入事例〜高齢者施設・医療施設でおいしい食事を〜
株式会社ナリコマエンタープライズ様
2012食肉産業展 出展のお知らせ!(2012/4/4〜4/6)
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┗■ 1.導入事例〜高齢者施設・医療施設でおいしい食事を〜
│           株式会社ナリコマエンタープライズ 様
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 今月は、クロノスNS-300Uなどをお使い頂いているお客様のレポートを
開発営業チーム 大西 がお届けします。
今回は大阪の茨木市にあります、高齢者施設や医療施設向けのお食事サービスを中心に行っている株式会社ナリコマエンタープライズ 様へ訪問してきました。
こちらは2011年秋ごろに新しく第2工場を建てられ、そこに私たちの機械が導入されたということで訪問してきました。

「苦しいときに一緒に頑張ってくれた社員たちに足を向けて寝ることはできない。本当に感謝している!」とこちらも胸が熱くなるお話を聞かせて下さった 代表取締役社長 竹内様、お忙しい中丁寧に教えてくださいました 製造本部 本部長 稲葉様、そして工場内など詳しく案内してくださいました 製造本部 商品グループマネージャー 後藤様、本当にどうもありがとうございました。
この場をお借りしてお礼申しあげます。

株式会社ナリコマエンタープライズ様 クロノスNS-300U 大阪調理工場内 ちょうど煮物を作っていたところだったのですが、とてもいい香りが・・!!

ナリコマエンタープライズ様は大阪と広島に調理工場があり、大阪の工場で調理するアイテムは1日あたり100アイテムほど。また、野菜はすべて自社加工をされていました。その量1日 2〜3トン。
また、入荷したものは、入荷専用のエレベーターから解凍庫へ入るように。加工したものは、加工後の氷温庫から加工品専用のエレベーターで運ばれ出荷されるようにと、交差汚染がしないよう動線がとられていました。
そして、結露を防ぐため天井裏にも空調設備を置くなど、衛生的な工場にするための工夫なども多くされていました。
その他、配送用のトラックの温度管理も徹底しており、配送中の温度データを計測し、注意を行っているのだそうです。
そんな衛生面も徹底的に気にかけるナリコマエンタープライズ様。その想いをたっぷりと聞いてきましたので、是非ご覧ください。

顧客名: 株式会社ナリコマエンタープライズ
http://www.narikoma-enterprise.com (ホームページ)
http://narikoma-enterprise.com/blog (ナリちゃん家のブログ)

対談者: 代表取締役社長  竹内 美夫様 (写真中央)
製造本部 本部長 稲葉 典男様 (写真左)
製造本部 商品グループマネージャー 後藤 貴志様 (写真右)

株式会社ナリコマエンタープライズ 代表取締役社長 竹内 美夫様 (写真中央)
製造本部 本部長 稲葉 典男様 (写真左) 製造本部 商品グループマネージャー 後藤 貴志様 (写真右)

喜んでもらえる料理を提供することを考えて・・・

創業当初から喜んでいただける料理を作りたいという想いでやってきました。

もともとは、幼稚園にお弁当を提供していたのです。その提供先の幼稚園から高齢者施設にも食事を提供してほしいと言われたことが、高齢者用のお食事サービスを始めたきっかけです。

そこの高齢者施設では、食事とは365日×3度食べるものであるから、良いものを出したいという要望のある施設でした。その要望に応えることで、少しずつ口コミで広がっていったという経緯があります。そして今、高齢化が進む中で需要は高まってきていると感じています。これからも楽しみのひとつである食事に対し、喜んでもらえる料理を様々な方に提供し続けたいと考えています。

また、人手の問題を解決できる商品販売というのも目指しています。そのひとつとして、クックチル商品を販売しており、『すこやか』、『よろこび』の名前で展開しています。これは、惣菜の色、見た目、香りを大切にし、家庭でも簡単にできるものを考え開発しました。例えばゼリー食でも見た目は一般の食事とは変わらないような工夫を行っています。

今では、便利というだけではなく、品質にも評価をいただいております。

ここまでの道のりは本当に厳しく、当時から一緒に頑張ってきた社員たちには足を向けて寝ることができないほど、本当に感謝をしています。競合も多く何百社といます。これからも素材の良さを活かし、品質にこだわった製品を作り続けることで差別化をしていきたいと考えています。

その考えから、今回新しく工場を増設し、なんつねの機械を導入したのです。


クロノスを導入してより品質の良いものを提供する!

クロノスでスライスした肉で作られた煮物調理に使用する野菜に関しては以前から加工を行っていましたが、肉に関してはスライス加工をしたものを仕入れていました。もちろんメリットも多々あるのですが、もっと品質を良く、お客様に喜んでいただけるためには、肉の加工も自社で行うことが必要ではないかと考えたのです。

自社加工を行うことにより、今まではスライスされた状態で肉を吟味する必要がありましたが、今では原木の状態で肉を吟味することができるので、より肉の状態がわかるようになりました。また、スライス後すぐに氷温保管をするため、2次凍結をすることなく調理をすることができ、品質を落とさずに調理しやすい温度で調理場へ提供することができます。

そのおかげでお客様からの評判も良いですし、調理する側からも調理がしやすくなったと喜ばれています。

1回で細かくスライスできるように、クロノスと別の機械を繋げ、スライスされた肉が3分割できるようなラインを組み込んでいます。

クロノスを使い、ミンチ材、煮物用や炒めモノ、焼き物などの調理用肉のスライスを行っています。

今は自社工場の調理分だけをスライス加工していますが、今後は厨房運営をしているところにも加工肉を提供していきたいと考えています。

通常は3〜5名で作業をしています。煮物用のスライスで1日1.5トン。ミンチ材のスライスは1日2トン行っています。だいたい200kgのミンチ材が30〜40分ほどでスライスできます。煮物用のスライスは1トン処理するのに3時間かからないくらいですね。

歩留まりには満足しています。部位にもよりますが、99%を超えるものもあります。ただ、連続投入で作業効率が良いのはいいのですが、そのせいで商品に厚みムラが起こることがあるので、その点はぜひ次の改善に生かしていただきたいですね。


素人でも使いこなせる工夫を求める

肉専門業ではないのでノウハウがありません。そのため、機械導入当初はスライスをするにもとても戸惑いました。

もっと素人でも扱いやすく、メンテナンスしやすいものを作っていっていただきたいですね。例えばボタン一つでスライスから調理までできるような・・・。ぜひ楽しみにしています。




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┗■ 2.2012食肉産業展 出展のお知らせ
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FOOMA JAPAN 2012国際食品工業展
来る2012年4月4日(水)〜6日(金)、
東京ビッグサイトにて下記の通り開催される
第37回食肉産業展2012 に今年も出展いたします!

弊社の出展詳細につきましては来月号にてお伝えいたします。
皆様のご来場を心よりお待ちし申し上げております。


≪第37回食肉産業展2012 開催概要≫
テーマ: 『復興・再生 持続可能な成長への選択』
会期: 2012年4月4日(水)〜6日(金) 3日間 10:00〜17:00
会場: 東京ビッグサイト 東1・2・3・4ホール
同時開催: FOOMA JAPAN 2012国際食品工業展

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最後までご愛読いただき、誠にありがとうございました。

それでは、来月号も是非よろしくお願い致します。
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このメールは、展示会にて弊社のブースにお越しいただきました方、
及び弊社製品をご購入いただきました方にお送りさせていただいております。
「メール配信停止」をご希望の方はその旨を明記のうえ、 お手数ですが
下記メールアドレス宛までご返信ください。
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株式会社なんつね
編集担当:販売グループ営業支援チーム 中田
〒583-0008 大阪府藤井寺市大井4-17-41
TEL:(072)939-1500
FAX:(072)939-1504
E-mail:info@nantsune.co.jp
URL:http://www.nantsune.co.jp
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