今月は、高速角切り機IKSC-300などをお使い頂いている
お客様のレポートを大西がお届けします。
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お久しぶりです。開発営業チームの大西です。
今年は梅雨入りが早かったため、ジメジメした季節が多かったように思います。
やっと夏到来といったところですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、今回は京都にあります総合食品エスイー株式会社 京都加工センター様に伺いました。
こちらでは小売店様から大手スーパー様まで1,000店舗以上のお客様にお肉を卸している卸業者様ですが、京都加工センターではどのようなことをされているのか取材してきました。
特にIKSC-300といって角切りにする機械があるのですが、そちらを使用していただいているということもあり、IKSC-300の機械を含めてお伝えしたいと思います。
エスイー様の焼豚は本当においしくて、なんつね 内でも隠れファンがたくさん!私もその中の1人です♪
それでは最後までどうぞお付き合いの程よろしくお願い申し上げます。
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お忙しい中、突然の取材にも関わらず快く引き受けてくださいましたセンター長 氏家様、次長
小畠様本当にどうもありがとうございました。この場をお借りして、お礼申しあげます。
顧客先名: |
総合食品エスイー株式会社 |
対談者: |
京都加工センター
次長 小畠義孝 様 |
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どんなニーズにも応えるために!
食肉加工卸として、コンビニ、スーパー、ホテル、レストランなど外食業界など、様々な業界のお客様にお肉を卸しています。
どのようなニーズにも「できない」と言ってしまえばお客様の期待に応えることは絶対にできません。どのような期待にも応えたいという想いがあります。
しかし、やはり業界によって、また、お客様によってもニーズが変わってきます。
そのような多様なニーズに対応できるような設備、工場レイアウトを考え建設されたのがこの京都加工センターです。
設備としては、冷凍スライサー、ミートスライサーをはじめ、チョップカッターなどの肉をスライスする機械から、高速に角切りを行うIKSC-300、ウルテなどの筋を切る筋切り機など、様々な機械を常備しています。
関西を中心に全国各地に営業所もあり加工スペースを設けていますが、そちらでは主に小ロットまたは、簡単な加工ができるようになっています。
京都加工センターでの1日の仕事量としては、パック商品でいえば、1日に5,000パックから7,000パック。スライス以外には加熱用製品として、焼豚を作っています。
食肉を活かして拡げられるところはないかと考え、飲食店も経営しています。現在2店舗あり、もう1店舗オープンする予定です。
おいしく、新鮮、健康的な食を提供するための作業現場づくり
作業場での人数は40名〜50名ほど。
安全、安心というのは昔から気をつけてきました。食をおいしく、新鮮にと言えるためには、安全で安心な食を提供するというのは絶対ですから。
安全性を考え、パックをするところ、内臓系を使用するところ、スライスをするところそれぞれにおいて仕切りを作っており、場所を決めて作業を行っています。
食品の安全面では、まず第一に鮮度には気をつける。そして使用するまな板・包丁などの器具の殺菌、消毒から、作業が変わるときには手袋を変えるなど、基本的なことですがこれらを毎日欠かさず行うことが重要だと考えています。
また、食品の安全以外に、ここで働いている従業員の安全面も配慮をしています。
バンドソーやスキンナーでの事故が一番多いので、独自での工夫も凝らしています。
例えば、スキンナー。皮を剥く機械ですが、皮を剥く際に手をケガする可能性があるため、手をケガすることがないように機械自体の工夫を行いました。
IKSC-300について
大量に処理をする場合に、手切りでは時間もかかります。IKSC-300を導入したことにより作業時間が大幅に減り、大変助かっています。
だいたい1回の処理量は300kg前後。スライス角の大きさは、8mm角と20mm角を使用しています。
IKSC-300を使って角切りを行った商品は主に業務用として、二次卸業者様へ納品させていただいています。
機械の問題点としては筋をどうしても引っ張ってしまいます。あとは手切りでは出なかったクズ(ロス)ですね。せっかく作業時間の短縮ができるのですから、今後の課題として取り組んでほしいところです。
なんつねに対して。
機械ももちろんですが、小物等でも悩みます。
例えばバンドソー。自動バンドソーなるものがあれば良いかもしれませんが、値段や性能を考えるとやはり人の手にかなうものはないのかと考えます。
ただ、バンドソーは安全面で大変心配な機械です。
手が切れない手袋がいくつか出てはいますが、まだまだ不完全だと思っています。そのような安全に作業ができる小物類を開発してもらえると良いと思います。
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最後までご愛読いただき、誠にありがとうございました。
それでは、来月号も是非よろしくお願い致します。
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