英国 クランフィールド大学・神戸大学よりMBA学生が来社されました
6月18日、英国でMBA修士課程マネジメント学1位(2017年エコノミスト誌)を誇るクランフィールド大学と神戸大学より、日本のビジネスモデルを学ぶMBA学生ら35名が本社工場に来社されました。
オープニングスピーチでは、代表取締役社長の南が弊社の沿革や100年ビジョンに向けた新規プロジェクトを紹介し、世界2位(※)のシャルキュティエが作るパテ料理6種の試食も行いました。歴代製品が一堂に会するミートプラザで90年間に渡るスライサーの歴史をご案内した後、本社工場で部品の仕入れから製造・検査・出荷までを順番にご覧いただき、製品へのこだわりや品質についてご説明。最後には機器のデモンストレーションとスライス品の試食を通して、日本における薄切り肉文化への理解を深めていただきました。
※2017年パテクルート世界選手権
高速で肉が薄く綺麗にスライスされる様子を目の当たりにすると、薄切り肉に馴染みのない学生の方々からは歓声が上がりました。また工場見学の際には、ごく少人数で3500点の部品からなる複雑な大型機を完成させていることに驚かれ、セル生産方式をとる理由や機械を組む技術に関する多くの疑問が投げかけられました。さらには、新たな市場の創造やコアテクノロジーの転用など、質問内容は将来の食品加工市場にまで及び、食品業界について知っていただくと共に我々も新たな視点を得られる、相互に意義深い内容となりました。
今後も、世界を切り拓く若者達への支援を通して、新たな食の価値提供を広く行ってまいります。