山田 本当にざっくばらんというか、先輩の皆さんがいつも話しやすい雰囲気をつくりだしてくれます。HPに掲載されている写真を見ても、和気あいあいとした会社の風土があふれ出ていて、嘘偽りがないです。
河野 先輩と後輩、堅苦しいのは全くないね、確かに。
谷口 ないよな。普段から何でも相談しているし、結構言いたいことを言い合ってるし。会社全体がそういう感じ。いい雰囲気をつくろう、と意識する必要もないから、働きやすい。
山田 二人の先輩の姿で見習いたいのは、物事を多角的に見る視点とその広さですね。いろんな角度から見えるから、私が気づかないポイントを「こういう理由でダメなんじゃないか」とよく指摘を受けています。
河野 私も経験豊かな上司や先輩には、違う角度からの意見を知りたくて、自分から聞きに行くことも多いです。
谷口 相談されたら、ちゃんと自分なりの意見は言うよ。どんどん、相談して。
河野 仕事を任せてくれて、聞けば教えてくれる。そんな「育つように、見守ってくれる」環境があるからこそ、ちゃんと自分で考えておくようになるし、それで凄く力がつくと思います。
谷口 見守ってますよ。言おうかな、と思うのをグッとこらえる時もあるし、言った方がいい時は、しっかりアドバイスします。ただ、育ち方は一人ひとり違うから。河野くんには、何でもはっきり言った方がいいし、山田くんにはもう少しソフトに、と。その人に合わせて強弱をつける。
山田 ありがとうございます。強く言われると委縮するタイプですから。
谷口 「なんつね」に、委縮する人はいないかな(笑)。そもそも自分でそんなこと言わないし、委縮するタイプなら。
山田 実は強く言われた方が、負けん気に火がつきますね。
河野 私も、やさしく言われると調子に乗るかもしれない。よく私のことを見てくれているな、と思います。
谷口 適度に、ね。機械設計と電気設計の違いなんて関係なくて、同じフロアにいて机も隣同士やから。みんなで、みんなを育ててるんだよ、「なんつね」は。